はじめに
子どもが「学校に行きたくない」と言い出したとき、親として一番悩むのが、「無理にでも行かせるべきか?」という判断です。
実はこの質問、非常に多くの親御さんが抱えています。
「無理に行かせる」ことで起きやすいこと
- 子どもが自分を否定されたように感じる
- 不安や恐怖が強くなり、心を閉ざす
- 身体症状(頭痛・腹痛・吐き気など)にあらわれることも
子どもが不登校になる背景には、学校や人間関係の中で感じたつらさや違和感があります。
カウンセラーとしての考え:無理はNG、でも放任もNG
無理に登校させることも、放置することも、どちらも避けたい対応です。
大切なのは、「なぜ行けないのか」を親が一緒に考えていく姿勢。
「学校に戻る」がゴールではなく、**「安心して過ごせる場所を一緒に探すこと」**が大切です。
親として今日からできること
- 「行かなくても大丈夫」と一度伝えてみる
→ その一言が、子どもを安心させる第一歩になります。 - 学校以外の居場所を探す(フリースクールや地域支援など)
- 専門家に相談し、第三者の視点を取り入れる
おわりに
「無理に行かせるべき?」という問いの答えは、「無理にはさせなくて大丈夫」です。
まずは親御さん自身が安心できる場で、一緒に今後を考えていきましょう。